短歌のこだまin宇奈月2020を行いました

令和2年11月15日(日)紅葉真っ盛りの宇奈月で「短歌のこだまin宇奈月2020」を行いました。
6回目となる今回は、コロナ禍により、1日だけの開催となりましたが、60名近くの方が参加されました。

 

開会式では、県歌人連盟会長 上田洋一による開会の挨拶のあと、
黒部市長 大野久芳 様より、祝辞をいただきました。

 

 

特別講演の講師は、歌人 小島なお 氏です。
テーマは「31音でふりかえる平成の31年」です。

平成の時代に詠まれた代表的な歌の内容や特徴から、平成に起こったできごと等の

時代背景を振り返りました。


講演のあとは、表彰式でした。表彰の後、選者の小島さんより講評をいただきました。

結果は、下記の通りです。

 

自由題の部(選者 小島なお) 出詠78首

 

☆短歌のこだま大賞
 いくつもの暮らしのきまり緩みをり家族の核は桃より寂し  高島玲子(富山市)
☆黒部市長賞
 我が錆びたる思考回路にまだ青き柚子の一滴垂らしてみたし 上田洋一(黒部市)
☆北日本新聞社賞
 なんとまあ静かな静かな秋の夜あの忘れものこの忘れもの 宮本るり子(射水市)

 

☆優秀賞
 船で行く、泳いで渡る、妻が言う歩いて渡る三途の川は 平井信一(富山市)
 百歳の姑(はは)に習いたるお漬物ひとりぼっちの友よりとどく 清水英子(富山市)
 小春日の日あしの深くさし込みてひかりをかえす厨のなべたち 櫻井恵子(南砺市)
 さるすべり数えてあるく 切りたての髪を九月の風に晒して 星川郁乃(高岡市)
 身を縮め一枚羽織り見上げれば後立山白いジャケット 寺島禎一(黒部市)

 


題詠「黒部・立山を詠う」の部 出詠64首

 

☆短歌のこだま大賞
 人の思ひの強さを見せて送湯管は黒薙の谷を蛇のごと這ふ 仲井真理子(小矢部市)
☆富山県歌人連盟賞
 冠雪の立山東の空にみて屋上に干す二枚のシーツ 位寄澄江(射水市)
 白雲と雪とに吐息を分けなして毛勝聳ゆる冬近き朝 寺島紀子(黒部市)

 

☆優秀賞
 パークゴルフの球握りしめ薄れゆく初冠雪の立山拝む 小西紀代美(小矢部市)
 立山に登りたきとて帰郷せり 大き病を乗り越えて娘は 福島美子(黒部市)
 窓に見る冬の立山格別と家人いえば我も立ちゆく 椎木英輔(富山市)
 たったいま外にいで夕映えする立山(やま)を見よと電話の声は伝うる 村山千栄子(富山市)
 宇治よりも奈良にも勝ると名付けらるばかりと浮かぶ宇奈月の月 小林聖子(東京都)

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