短歌のこだま in 宇奈月 2017 報告

11月18日(土)、19日(日)の2日間、宇奈月国際会館セレネで、

「短歌のこだまin宇奈月2017」を開催しました。
宇奈月は雨で、寒い日となりましたが、たくさんの参加者がありました。

 

1日目はトークセッションでは、黒部川開発100年についてのお話と朗読「黒部の世界」、久泉氏によるトーク「立山黒部の風土と歌と」がありました。

 

2日目の朝は初雪となりました。開会式のあと、歌人黒瀬珂瀾氏をお迎えし、「歌に立ち上がる風土と人」というテーマ

で記念講演を行いました。

 

講演の後は、自由題の部、吟行詠の部の表彰式がありました。

 

結果は下記の通りです。

 

◇自由題の部(選者 黒瀬珂瀾氏) 出詠81首
 

☆短歌のこだま大賞
  未知をゆく明るさであれ十六夜のためらひほどの緑児の土踏まず 岩瀬恵子
☆黒部市長賞
  泡立てる洗顔フォームにゆっくりと洗う足指 明日旅に出る  渋谷代志枝
☆北日本新聞社賞
  処方せんで紙飛行機飛ばさうか かーんと冬のとほき青天  女川鈴子

☆歌人連盟賞
  戸籍のごと殻を庭木に残したる蝉の行方や 空の膨らむ  中沖陸恵
  びっしりと種を抱きし向日葵は訣れに訪いし風に頷く  本郷咲子

☆優秀賞
  ものを言ふ電化製品ふえゆけど近ごろ孫たち寡黙となれり  坪本幸世
  四十二基なる先祖代々墓群がたつた一日で更地になるとは  冨田洋子
  傘の上に弾く雨音ききながら私ひとりの秋を連れゆく  上田洋子
  立ち止まり会釈をしてはすれ違うナナカマド濡れる朝の木道  石坂募
  街中を「熊あ熊あ」と広報車声は悲しく我に聞こゆる  法原洋子

 

 

◇吟行詠(選者 富山県歌人連盟役員)出詠32首
☆大賞

  もみじ葉も足湯に集いおしゃべりす一期一会の秋の宇奈月  法原洋子
☆優秀賞

  峡谷の木の葉あつめてDIY(デイアイワイ)足湯でひらめきそうな土曜日  飯田浩子
  「仲良し」像ペンギン三羽空仰ぐ男孫三人手をつなぐこと  水野恵子
  豆腐売る温泉街の小さい店おからは自由にお持ち下さい  睫邁損
  気負わずに湯浴みをしつつ大阪の話聞きおり娘も大阪に  永井紀恵子
  億年の地球の鼓動を伝うがの間欠泉は駅前の華  畔田正幸

 

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