春の短歌大会の報告

第45回 富山県春の短歌大会を行いました
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平成28年4月10日(日)10時より、高岡文化ホールにおいて、第45回春の短歌大会を行いました。
上田歌人連盟会長による開会の挨拶のあと、富山新聞社様よりお祝いの言葉をいただきました。
全体司会の石垣理事により、大会が進められました。

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第1部は、米田名誉会長に、『富山県歌壇総覧供戮法嵒抻海呂匹Ρ咾泙譴燭」というテーマでお話を伺いました。
お話の聞き手は、山口幹事でした。
第2部は、畔田副会長、佐野参与、竹脇監事によるトークセッションでした。物故歌人の作品と人柄について思い出を語りました。
午後の部は、短歌会でした。
出詠された短歌について、評をしました。
司会は、仲井幹事、評者は、米田名誉会長、佐伯参与、石坂幹事、安宅理事、日名田幹事でした。

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出詠歌は、124首、大会参加者は77名でした。
評の後、表彰式をしました。
最後に、畠山副会長の挨拶で閉会しました。

 
大会の結果は下記の通りです。祝  拍手
天位(高岡市長賞・富山新聞社杯)
  命綱に吊られ電線に作業する男一人を包む夕映え  藤原峰子 
地位
  さりげなく「どうぞ」と言いて譲られし日向のような若者の席  西島敏子
  ぼわわんとチューリップのやうなあくびして風呂の順まつ媼百歳  坪本幸世
人位
  意地を張りぶつかるゆえに欠けていく「おとこ」という名の器のわれは 石坂募
  風景を船を遥かに溶かしつつ蜃気楼顕つ春きざす海          米田憲三
  癒えし息子の両手がわれの左の手つつみ言葉のいらぬ春の夜      村山千栄子
秀逸
  夫の荼毘の灰を撒きたる枝垂れ桜優しき色に咲くを待たたる  宮本すず枝
  ノボロギク手折りて帰る五千歩を歩み了えたる小さき証と   浅田敏子
佳作
  煙りたち野焼きのかおり風にのり春の息吹きを運びてきたり  石黒久枝
  雪の路地公民館の窓越しに「おわら」けいこの音色が響む   刑部安二
  ブリキ箱に教室中の弁当を入れて温めし昭和よ はるか    上田洋子
  いつまでも可愛くあれと七年を臥せゐる母の髪切る弥生    松田智枝
選者賞
 佐伯選  癒えし息子の両手がわれの左の手つつみ言葉のいらぬ春の夜   村山千栄子
 石坂選  いつまでも可愛くあれと七年を臥せゐる母の髪切る弥生     松田智枝
 安宅選  いつか発つ手足の温し冬の夜は小さき子眠らす港となりぬ    仲井真理子
 日名田選 「もしかしてあなたでしょうか」と旧友の他人行儀な確認メール 東海暁美


※作品参加賞(欠席者の高得点歌)若干名  今回は該当者はおられませんでした。  
    

ホームページ開設に当たって 富山県歌人連盟 会長 上田洋一

「富山県歌人連盟」ホームページの開設に当たって
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富山県歌人連盟会長 上田洋一 
                              
 この度、富山県歌人連盟のホームページ(HP)の開設を見たことは、連盟の活動に新しい息吹を吹き込むことになるものと喜ばしく、また、その成果に期待を寄せるものです。
 連盟のHPの開設を思い立ったのは、連盟の創立60周年記念事業として『歌壇総覧供戮諒埆犬坊箸錣辰燭海箸きっかけでした。改めて申すまでもなく、連盟は創立以来60年の活動の歴史を重ね、結社を越えて富山県の文芸活動の一翼を担ってきました。しかし、ここ数年、会員の高齢化にともなう会員数の減少は高齢化の他にも原因があるかと思いますが、『歌壇総覧供戮諒埆犬坊箸錣辰憧兇犬燭海箸蓮∀¬舛量ノ呂箸浪燭世蹐Δということでした。
 いま、連盟の会員の多くは結社やサークルに所属していますが、そうした会員にとって、連盟に加入する意味は何であろうか、という問いに答える必要があります。そうした時、組織の風通しをよくして、連盟の会員が忌憚のない意見を述べることが出来る場を設け、情報を共有することが大切と考えます。併せて、情報発信の強化が求められることから、HPを立ち上げることを提案させていただきました。
 今日、多くの団体、組織は自らのHPでもって情報発信に努めています。ネット短歌の是非論はあるでしょうが、大学短歌会の活動はネット上で展開されており、特にこれから連盟の主催する行事の案内をはじめ、県内外の文学関係の動きを伝えるなど会員に情報を積極的に提供することで、短歌行事への関心が高まり、連盟の活動に少しでも新しいエネルギーが注がれればと思います。
ホームページを如何に活用するか、会員のみなさんのアイディアや積極的なご提案を期待してやみません。
                                平成28年4月

会員の活動

富山県歌人連盟の年間の活動
〜躄
  毎年夏季、富山県短歌大会に併せて開催。前年度事業報告・会計報告を行い、今後の活動についての共通理解を図ります。

¬魄会
  役員の任期は2ヶ年で、総会に於いて選任されます。それぞれ下記の委員会に帰属します。
◎総務委員会
  正副会長・事務局・委員長で構成され、事業展開の大枠を協議します。
◎企画委員会
  連盟の展開する事業の計画・運営の細部にわたって協議します。
◎編集委員会
  機関誌『富山県歌人』と『連盟歌集』の編集・発行と関連する業務を行います。
◎財務委員会
  年会費の徴収、予算の割り振り、予算、決算の報告を行います。

I抻蓋春の短歌大会
 例年春季、高岡文化ホールを会場として開催し、近県から講師を招聘しています。
 平成27年度第44回大会は、平成27年4月5日(日)に開催しました。講師は、県詩人協会長の池田暎子先生。
 出詠は135首。参加者は85名でした。
 [大会賞]
  ◇天位 高岡市長賞 富山新聞社賞
   笑みうかべあしたは晴れと予報士はきみいる若狭に太陽をおく  村山千栄子 
  
 平成28年度第45回大会は、4月10日(日)に開催します。

 ※最近の春の大会招聘講師
   高島 裕、永井正子、中坪達哉、黒瀬珂瀾、三井ゆき

ど抻蓋短歌大会
 例年夏季、富山市で開催。全国的に著名な講師を招聘しています。
 平成27年度第57回大会は、平成27年8月2日(日)に開催しました。この大会は、日本歌人クラブ北陸ブロック短歌大会として、石川県歌人協会・福井県短歌人連盟と共催しました。
 講師は、新アララギ・日本歌人クラブ中央幹事の雁部貞夫先生。出詠は201首。参加者は114名でした。
 平成21年より始めた「ジュニアの部」には1,120首の出詠がありました。
27年度の夏の短歌大会27年度夏の短歌大会3 
 [大会賞]
  ◇天位 富山県知事賞
   無口にて職人気質の老大工いっぷくの間も鑿の刃を研ぐ  藤原 峯子
 [講師賞]
  ◇天位
   森めざし胸乳擦りつつ這いゆけりおとめのわれの戦時訓練  櫻野 ムツ

 平成28年度第58回大会は、8月7日(日)に富山県民会館で開催します。

 ※最近の夏の大会招聘講師
   河野裕子、三枝昴之、小島ゆかり、秋葉四郎、穂村弘

ッ参里里海世in宇奈月
 平成27年11月14日〜15日に、宇奈月国際会館にて第一回短歌大会を開催しました。
 講師は小島ゆかり先生、小島なお先生でした。
 ◇短歌のこだま大賞
 (小島ゆかり選) マジシャンになりたい夢を右腕にしまってビジネススーツの私   松田 徹
 (小島なお選)  仏彫る業に果てたる父の生の闇のなかより降る遠花火   佐野 善雄
 (米田憲三選)  プルタブを外せば一気にあふれ出づ抑圧されしコーラ−の想ひ  加藤 充子
 
 第2回は、平成28年11月12日〜13日に行います。

Φヾ愡錙合同歌集の発行
 平成28年度は、機関誌『富山県歌人』第57号、合同歌集『連盟歌集 響』第28集を、発行します。

「県歌人連盟」所属結社一覧

嬉しい「県歌人連盟」に所属している短歌結社をご紹介します。

所属結社一覧  富山県歌人56号より (50音順に掲載)

あ  さ 世話人 林企志子 発田美智代  創立 昭和47年 定期刊行誌「あさ」 事務局 富山市 
筏井短歌会 代表者 佐野善雄 創立 平成12年 定期刊行誌 年一回 事務局 射水市
大沢野短歌会  主宰者 村山千栄子 創立 平成12年 定期刊行誌 年1回 事務局 富山
海  潮    主宰者 田中 譲 創立 昭和23年 定期刊行誌 月刊 事務局 氷見市
綺麗短歌会  
    主宰者 久泉迪雄 創立 平成17年  定期刊行誌 雑誌「綺麗」季刊「綺麗通信」月刊 事務局 富山市
黒部短歌会     主宰者 柴垣光郎 創立 昭和55年 定期刊行誌「渓流」 事務局 黒部市
弦短歌会       
    代表者 植松哲太郎 創立 平成19年 定期刊行誌「弦」季刊 事務局 東京都杉並区 富山市 高岡市
原型富山歌人会 
 代表者 米田憲三 創立 昭和38年 定期刊行誌「原型富山」季刊 事務局 高岡市
越路短歌会   主宰者 島原義三郎 創立 昭和58年 定期刊行誌「越路短歌」事務局 射水市
コスモス短歌会富山支部 
   代表者 日影康子 創立 昭和30年 定期刊行誌「零(ゼロ)」 事務局 富山市
紫苑短歌会    
  
主宰者 清田秀左右 創立 昭和27年 定期刊行誌 歌誌「紫苑短歌」会報「紫苑短歌会報」事務局 富山市
末黒野短歌会  代表者 松島保子 創立 平成5年 定期刊行誌 合同歌集「末黒野」 事務局 富山市
創生短歌会富山支部 
   主宰者 森比左志 富山支部長 大上正広 創立 昭和59年 定期刊行誌 「創生」 事務局 富山市八尾町
たてやま社代表者 佐伯郁子 荻生恵子 中島由美子 創立 昭和51年 定期刊行誌「たてやま」事務局 立山町
短歌時代    主宰者 上田洋一 創立 昭和21年 定期刊行誌 年12回(月刊) 事務局 黒部市
塔短歌会北陸支部 世話人 西藤久典(富山) 創立 平成8年 定期刊行誌 「塔」 事務局 富山市
富山ViTAもえぎ短歌会 代表者 明石幹雄 創立 平成17年 事務局 富山市
入善耀短歌会  主宰者 石垣美喜子 創立 平成25年 事務局 入善町
萩の会    主宰者 畠山満喜子 創立 平成20年 定期刊行誌「萩」 事務局 富山市
福野短歌会  代表者 いちろう 創立 昭和35年 定期刊行誌 文芸「芝水」「菅の葉」事務局 南砺市
まひる野富山支部 支部長 簑島良二 創立 昭和50年 定期刊行誌 毎月1回 事務局 富山市
八尾短歌会  創立 昭和61年 定期刊行誌 「雪椿」 事務局 富山市八尾町

嬉しい 短歌を始めたい方、個人会員の方で、短歌をしっかり学んでみたい方は、
    気軽に連絡ください。 ご紹介します。

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事務局より

事務局より

イベント情報

平成28年8月7日(日) 第58回 富山県短歌大会を開催します。
※詳細は、後日掲載します。


春の大会は、無事終了しました。
「会員の活動」に、大会の様子と短歌会の結果を掲載しました。


第45回 富山県春の短歌大会のご案内 ※終了しました。   

と き 平成28年4月10日(日)
ところ 富山県高岡文化ホール 一階多目的小ホール(高岡市中川園町13−1)
日 程 1 受  付  9時〜9時50分
    2 開会挨拶   10時(歌人連盟・富山新聞社)
    3 講演及びトークセッション 
             10時〜11時40分
        テーマ『富山県歌壇総覧供廚ら汲みとるもの
    4 諸 連 絡      11時40分〜12時
    5 昼食休憩   12時〜13時
    6 短 歌 会  13時〜15時30分
    7 表  彰     15時30分〜16時   

主 催 富山県歌人連盟 富山新聞社
後 援 富山県 高岡市教育委員会 (一社)富山県芸術文化協会
表 彰 ・大会賞(互選)
      天位 1名 高岡市長賞・富山新聞社杯
      地位 2名
      人位 3名
      秀逸・佳作 若干名
    ・作品参加賞(欠席者高得点歌)若干名 今回は該当者なし  

 

富山歌人連盟について

短歌への誘い −短歌の森に分け入ろう−
富山県歌人連盟 前会長 米田憲三
 
 富山県歌人連盟は、歌人相互の親睦を図り、県歌壇の発展に寄与することを目的とした超結社の組織です。
 現在300余名の会員を擁し、短歌大会の開催をはじめ、様々な活動を行っており、平成26年には設立60周年を迎えました。先人の業績に学びつつ、県歌壇のさらなる隆盛・発展のため、より多くの歌人の連盟への入会を期待しています。
 短歌を愛する方、短歌に興味・関心をお持ちの方はどなたでも入会できます。
 若い人、短歌初心者の方、大歓迎です。どうぞお気軽に富山県歌人連盟の門戸を叩いてください。
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富山県歌人連盟の小歴

 富山県歌人連盟は、昭和29年4月25日に富山市戦災復興記念産業博覧会に協賛して、富山市で開催された富山県合同短歌大会の席上で発議され、満場一致の賛同を得て結成されました。その後、昭和35年に機関誌『富山県歌人』が発刊され、以来一度も休刊することなく、継続して発行しております。
 初代会長 小又幸井、2代会長 廣川親義、3代会長 深山榮、4代会長 久泉迪雄、5代会長 米田憲三、そして6代会長 上田洋一へと受け継がれております。
 半世紀を超えるたゆまぬ活動に対して、平成16年には富山県功労者表彰に選ばれております。
 
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